「 生産者ご紹介 」

自信とこだわりに溢れる生産者

国内各地の茶葉栽培から櫻乃庵が厳選

自信とこだわりに溢れる
生産者

国内各地の茶葉栽培から櫻乃庵が厳選

「櫻乃庵」が厳選した日本茶の生産者の皆さまをご紹介します。大和茶を生産する地元奈良を始め、日本のお茶どころとして広く知られる静岡、三重、京都、福岡、佐賀、鹿児島で、良質な茶葉を生産している農園です。何度も現地まで足を運び、生産方法を確認し、生産者の皆さんと対話を繰り返してきました。どの生産者も、日本茶の文化を力強く支えていく熱意溢れる方ばかりです。笑顔と愛情で育てられた高品質な茶葉を「櫻乃庵」が自信を持ってお届けします。
「櫻乃庵」が厳選した日本茶の生産者の皆さまをご紹介します。大和茶を生産する地元奈良を始め、日本のお茶どころとして広く知られる静岡、三重、京都、福岡、佐賀、鹿児島で、良質な茶葉を生産している農園です。何度も現地まで足を運び、生産方法を確認し、生産者の皆さんと対話を繰り返してきました。どの生産者も、日本茶の文化を力強く支えていく熱意溢れる方ばかりです。笑顔と愛情で育てられた高品質な茶葉を「櫻乃庵」が自信を持ってお届けします。

産地のご紹介

奈良県

県北東部の大和高原で作られているのが大和茶。弘法大師が唐から持ち帰った種子が起源だといわれ、1200年以上の歴史を誇るお茶です。山間部は降水量が多く、短い日照時間、昼夜の寒暖差など、良質な茶葉の生産に適した条件が揃っています。煎茶やかぶせ茶、抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)などの産地として知られます。
 

櫻乃庵の茶葉生産者 奈良県

 

櫻乃庵の茶葉 上久保

 
上久保農園
生産地:奈良市月ヶ瀬地区
 
京都府と三重県の県境にほど近い旧月ヶ瀬村でお茶農家の長男として生まれた三代目の上久保さん。茶摘みから製造まで機械を一切使わず両手で約5~8時間も揉み続けるという、すべて人の五感によって作られた伝統的な手もみの技術を持っています。
また、彼は機械加工のかぶせ茶にも、子供を育てるような気持ちで取り組み旨味・甘みが多く渋みの少ないお茶で、全国に多くの上久保ファンを持っています。
 
 
櫻乃庵の茶葉 辰巳

 
無化学肥料・農薬無し栽培 葉香製茶
生産地:奈良市月ヶ瀬地区
 
月ヶ瀬は、山間の斜面を利用し、茶葉の生育は遅いが、その分栄養たっぷりの良質の茶葉が育っています。
そんな中でも有機農法に立ち戻り40年、無化学肥料・農薬無しの茶を生産しています。
21世紀に入った今も全国各地の方々に支えられて農薬も化学肥料も一切使わない茶つくりが続いています。
より自然な風味を追求しつつ、現代の分析技術・最新研究も活用して土つくり・茶つくりに錬磨しています。
 
 
櫻乃庵の茶葉 中尾

 
中尾農園
生産地: 奈良市田原地区
 
奈良市の東部に位置し、標高300~500mのところにある田原地区は、高原性気候で奈良盆地より平均気温が2~3℃低い。茶畑と水田が広がる美しい景色は、第60回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『殯の森(もがりのもり)』(河瀨直美監督)のロケ地として一躍有名になりました。この作品の制作に貢献したのが中尾さん。大和茶の生産に取り組む農園の五代目で、地域の人からも大変信頼されています。日本茶の生産販売を通じて、積極的に地域づくりをしています。毎日毎食飲むことで、健康維持に役立つお茶。低温でゆっくりと淹れることで、カテキン(抗酸化作用と脂肪を燃焼する効果)・テアニン(リラックス効果)などの成分もよく出ます。

静岡県

全国の茶園面積・収穫量の約4割を占める、日本一のお茶どころです。温暖で安定した気候と、標高差や寒暖差は良質な茶葉に最適で、20を超える産地が点在しています。静岡県の日本茶農園で特徴的な「茶草場(ちゃぐさば)農法」。農園周辺の草を刈り取ってお茶の木の根元や畝に敷く伝統的な農法は、「世界農業遺産」に認定されています。
 

櫻乃庵の茶葉生産者 静岡県

 

櫻乃庵の茶葉 長谷川

 
長谷川製茶
生産地: 静岡県牧之原市
 
日本国内での生産量第一位の静岡県牧之原。東海道新幹線や東名高速道路などを利用して東京から名古屋・大阪方面へ移動すると、静岡県内の茶産地を通過しますが、茶畑が広がる光景は日本を象徴する光景と言っても過言ではありません。その牧之原でお茶を生産する長谷川さん。手間のかかる茶草場農法での渋みの少ない深蒸茶を生産しています。「つゆひかり」という新品種の茶葉は、熱湯でもサッと簡単に淹れることができます。デパートや催場などで実演し、お茶の文化を伝える努力をしています。

福岡県

春と初夏に二回収穫できるほどの、温暖な九州。山間部は急峻な勾配と清流、平野部の川沿いでは霧が発生しやすく、昼夜の寒暖差が大きなことも、上質な八女茶の生育に最適な環境です。特に、高級茶の代名詞である玉露の生産量は日本一。昔ながらの稲藁で覆われ、丁寧に育てられます。
 

櫻乃庵の茶葉生産者 福岡県

 

櫻乃庵の茶葉 入江

 
いりえ茶園
生産地:福岡県八女市
 
福岡県と熊本県の県境にある標高450mの釘山の頂にあるいりえ農園。35年前から完全無農薬栽培のお茶を作り続けています。農薬を一切使わず、丁寧に草を刈っています。畑は、農薬を使っていないので、てんとう虫やミミズ、蝶々などたくさんの生き物がいます。長年こだわって作った土には、弾力があり、甘い香りがします。ここで作られるお茶は、ミネラルやビタミンの含有量が高く、人間の健康に必要な要素が含まれます。福岡県の有機認証第1号であり、日本で初めてEU残留農薬基準に適合、世界に認められた八女茶を作っています。身体にやさしく安心・安全なお茶です。

佐賀県

温泉地としても知られる嬉野は、なだらかな山間部では霧が深く、昼夜の寒暖差や日照量などの条件がお茶の栽培に最適です。嬉野茶で特徴的なのは、釜煎り製法。渡来人が持ち込んだ南京釜で茶葉を煎って発酵を止めた、香ばしい味わいです。また、「玉緑茶(グリ茶)」と呼ばれる独特の丸みを帯びた形状によって湯を注ぐたびに味や香り旨みの変化を楽しめます。
 

櫻乃庵の茶葉生産者 佐賀県

 

櫻乃庵の茶葉 三根

 
三根製茶
生産地:佐賀県嬉野市
 
嬉野茶発祥の地、不動産入口平野に位置し、霧深い山々、澄んだ空気と清らかな水に恵まれた盆地で作られたお茶。蒸し茶よりも生産量がはるかに少なく幻の銘茶ともいわれる芳ばしい「釜炒り茶」を製造・卸販売しています。実は、日本で初期に飲まれていたお茶が、この釜炒り茶でした。幕末の女性茶商である大浦慶(おおうらけい)が茶の輸出をし、得た財力で坂本龍馬たちを支援し、彼らが明治政府を作り上げる大きな力となった話など、三根さんに嬉野茶の歴史を語らせると右に出る人はいません。地元愛と日本茶への情熱に満ちた生産者です。

京都府

高級ブランド茶の代名詞である宇治茶。宇治は日本の緑茶の発祥の地であり、葉を蒸してから揉む製法や玉露などの製法も、宇治で生み出されました。千利休が建てた茶室や三千家の茶園など、文化遺産も数多く残っています。急傾斜の山林と丘陵部は、お茶の栽培に適した気候で、高品質なお茶が作られています。抹茶の原料となる碾茶と玉露を中心に、いろいろな種類が生産されています。
 

櫻乃庵の茶葉生産者 京都府

 

櫻乃庵の茶葉 木野

 
お茶の木野園
生産地:京都府相楽郡南山城村
 
京都府の南部にある唯一の村。急峻な山間部にある茶園は、お茶栽培に適した気候と土壌条件を兼ね揃え、この地域特有の薫り高い良質な高級茶を育んでいます。茶畑にモーツアルトの曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「フィガロの結婚」「交響曲第40番」「トルコ行進曲」などを聴かせるせるユニークな栽培方法でも知られています。「世界の緑茶コンテスト」最高金賞をはじめ、農林水産大臣賞を9回も受賞、数々の受賞に輝く実績を誇っています。
「茶香、千里をわたる」お茶の命の一つである『香り』をお届けしたい、またその『香り』が千里をわたるほどの力を持つ、そのようなお茶づくりを目指しています。